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SAKEROCKの星野源が、10月からテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠にてスタートするドラマ「11人もいる!」にレギュラー出演する。
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「11人もいる!」は宮藤官九郎が脚本を手掛けたテレビドラマ。仕事のない父と家庭的で貞淑な妻、8人の個性豊かな子供たちによる計10人の貧乏一家に、末っ子のみ見ることができる謎の11人目が加わり、奇想天外な家族劇を展開していく。
ドラマの主演は神木隆之介で、彼の役どころは高校3年生にして大家族の問題を1人で背負い込んでいる長男の一男。「長男は家族のために犠牲になるもの」と思い込み、進学もあきらめて家計のためにバイトを掛け持ちしながら禁欲的な生活を送るが、心の奥ではそんな境遇にいつ爆発するともわからぬ不満を抱えている。
田辺誠一扮する父親の実は、プロカメラマンではあるものの収入はほとんどなく、しかし楽観的で家長としての自覚に欠け、常に一男をイラつかせる。このほか母親の恵を光浦靖子、8人兄弟の末っ子・才悟を加藤清史郎が演じるなど、話題豊富なキャスティングが実現している。
星野源が演じるのは父親の弟、真田ヒロユキの役。ベビー用品メーカー「ママサンシャイン」に勤めているが、会社が負債を抱え、社長が金を持って逃げてしまい取り残される。一見陽気だが思い詰めるタイプの役どころだ。
宮藤官九郎はこのドラマについて「子どもがわちゃわちゃいる大家族モノはバラエティ、ドラマに限らず大好きで、一度書いてみたいと思っていました。子どものころは兄弟が多い家庭に憧れていましたし。でも大人になってみると、大家族ってただうらやましいだけじゃない、赤ちゃんが生まれておめでとうってだけじゃない部分も当然わかってきて、今回のドラマでは『なんでそんなに子どもを生んだのか』といった部分まで描きたいと思っています。真田家は特殊な家族で、幽霊まで登場するウソ臭い設定ではあるけれど、関係性や抱えている悩みはウソ臭くない、どんな人が見てもどこかで共感できるような、家族の本質をなるべくシンプルに、さりげなく描きたいと思っています」とコメントしている。
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女優の香川京子(79)が6日、東京・有楽町にある日本外国特派員協会で「FIAF賞」受賞記念記者会見に出席した。1949年の映画界入り以来、日本映画の戦後黄金期を艶やかに飾り、いまも現役として活動を続ける香川。「私の若い頃は監督が恐れ多くて、お話しもできなかったけれど、今は監督と女優がお友達みたいに話して、それがとっても不思議なんです。それだけ自由なんだな、時代なんだなと思います」などと、溝口健二や小津安二郎、黒沢明ら日本映画を代表する名監督たちとの思い出を語った。
【香川京子の出演作品一覧】黒沢明監督作品、寅さんシリーズほか
香川は、成瀬巳喜男監督『おかあさん』(1952年)、小津監督『東京物語』(1953年)、溝口監督『近松物語』(1954年)、黒沢監督『どん底』(1957年)、『赤ひげ』(1965年)、『まあだだよ』(1993年)など、日本映画界の巨匠たちに愛され、多くの作品に出演。その一方で、個人的に所有していた撮影現場などで写したスナップ写真や記事のスクラップなどを東京国立近代美術館フィルムセンターに寄贈し、映画の保存活動にも貢献してきた。その功績が、日本人では初となる国際フィルム・アーカイブ連盟の「FIAF賞」受賞へと結びついた。
2001年に創設された同賞の受賞者には、マーティン・スコセッシ監督やポルトガルのマノエル・デ・オリヴェイラ監督などのそうそうたる映画人が名を連ねる。香川は「立派な賞を頂けるのは光栄でありがたいと同時に、申し訳ない気持ちです」と恐縮しながらも、記者からの質問一つ一つに丁寧に答えた。
影響を受けた女優には、『おかあさん』で共演した田中絹代や、高峰秀子、原節子らの名を挙げ「仕事の仕方、生き方を学ばせていただいた」。忘れられない作品には溝口監督の傑作の1本として知られる『近松物語』を選び、「溝口監督は演技指導を一切しない監督でした。初めは手も足も出なくて、死ぬほど大変な思いをしましたが、芝居の基本のようなものを教えていただいた」としみじみ語った。
「小津監督は全く違って、セットに入ると、ローアングルのカメラが据えてあり、俳優は言われたところに座って芝居をしていました。私の感覚では溝口監督と黒沢監督が似ていて、黒沢作品には女性の登場人物が少ないだけに、どう存在するかが難しかったですね。そんな時、溝口監督から今はリアクションと言うんです、『反射してください』としょっちゅう言われていたことを思い出して、お芝居をしていました。優れた方たちと出会い、いろいろな現場を経験できたことが、自分を豊かにしてくれました」。
10月22日より東京・六本木で開催される『第24回東京国際映画祭』では、『近松物語』を新訳ニュープリントで上映するなど、香川の出演作品の特集上映「香川京子と巨匠たち」が企画されている。10月24日には、映画祭の一環でFIAF賞の授賞式も行われる。
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